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スーパーアメリカンフェスティバル2007ムービーレポート From JDM-OPTION [2007.08]
まるごとアメリカンなビッグイベントで仰天マシンをチェック!!
スーパーアメリカンフェスティバル2007
ムービーレポート
JDM-OPTIONレポーター・チェリー渡辺
スーパーアメリカンフェスティバルプロデューサー:IKURAちゃん
開催日:2007年7月29日
開催場所:富士スピードウェイ
アメ車&カスタム&ローライダーなどなど‥‥アメリカンカーカルチャーを牽引して、15回目を数える超ビッグイベント“アメフェス”ことスーパーアメリカンフェスティバルが富士スピードウェイで開催されたぞ! もともとドラッグレースにカーショーとライブがジョイントしたイベントだったんだけど、会場となる富士スピードウェイの改修とともにカーショー&ライブイベントとして路線を変更。 それによって日本各地から絶品ショーカーが大集結しているというわけなのだ。そこで今回はアメフェス会場で見つけた超弩級のカスタムマシンをチェックしちゃいます!
チェリー渡辺のムービーレポート
※ムービーをご覧になるには「Macromedia Flash Player 8」以上が必要です。持っていない方はこちらから。
フロア下まで魅せる真のアメリカンカスタム
1962年シボレー・インパラコンバーチブル
OWNER:和智さん  制作ショップ:ボウタイ・コネクション
ローライダー定番のインパラをベースにL.A.のショップ、ボウタイ・コネクションで製作された本格ショーカー。ボディやエンジンはもちろん、フロア下までしっかりとペイントが入り、さらにはフレームからサスペンションに至るまでクローム化された“走らせるのがもったいない”仕様だ。エンジンは高年式のZZ4(V8エンジン)を搭載しているため、ストリートに持ち込んでもかなりのパフォーマンスを発揮してくれるはず。ただ、オーナーさん的に「まだまだ納得いっていない」というため、ストリートデビューはまだまだ先のことになりそう。
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半世紀前の歴史と現代の技術がクロスオーバー
1952年シボレー・スタイルライン
OWNER:玉井さん
カスタムロッダーがディスプレイされるのも、オールジャンルのアメリカンカーカルチャーが集まるアメフェスならでは。すでに50年以上前のモデルをベースに、内外装のリフレッシュやパワートレイン&ドライブトレインを高年式モデルに入れ替えるなど、ディテールに渡ってのバージョンアップが施されている。しかも、ボディカスタムはファイバーではなく、スチールのみを使用するというこだわりにも脱帽。アメリカのショーカー顔負けの仕上がりだ。
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迫力のビッグボディをキャンバスにしたワイルドペイント
1996年ダッヂ・ラム
OWNER:浜田さん
アメ車を語るなら忘れてはならないピックアップ。フルサイズボディが人気のダッヂ・ラムにエアサスを装備し、20インチのホイールを納めている。しかし、このクルマでいちばん目立っているポイントは「ネイルショップをやっている嫁がヒョウ柄好きなので」ということから描かれたヒョウ柄ペイント。低さと大きさ、さらには全体のイメージをワイルドに演出しているペイントと、3拍子揃ったトラッキンだ。
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はるばる沖縄から上陸した半ハンドメイドVWs
1975年フォルクスワーゲン・タイプ1 1303S
OWNER:マリウド関さん
KING OF VW賞に選出されたフロントストラットモデルの1303S。ハンドリングマシンといわれながら短命に終わったこのモデルをベースに、ワイドフェンダーを製作しトレッド幅を広げ走行性をアップしている。エンジンもボアアップして約1.9リッターにまで引き上げられ、キャブはウェーバーの40φをセット。フォルムだけでなく中身もしっかりと手が加えられているのだ。インテリアには製作途中の自作ダッシュボードのほか、ナビがセットされるなど現代的な装いを与えている。
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誰もが夢見たあのナイト2000がFISCOで大増殖
ナイト2000(K.I.T.T.)
OWNER:永木さん  制作ショップ:Car Dream公式サイト
アメリカを代表する名作カーアクションドラマ「ナイトライダー」。その劇中車として登場したナイト2000のレプリカが4台もディスプレイされていた。それぞれにファーストシーズン、セカンドシーズン、さらにその中でもストーリーごとにあった特別仕様など、意外なほどちがった仕様で製作されているという。もちろん、ベースは80年代のポンティアック・トランザム。すべてレストアとともに前期仕様へとパーツを付け替えるなど、思った以上に手の込んだ作りは圧巻だ。
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17歳で手に入れたベースで楽しむスポコンの極み
1997年ホンダ・アコードクーペ
OWNER:比川さん
17歳の時にエンジンレスの状態で手に入れた格安のアコードを自分の手でコツコツと仕上げた比川さん。欠品となっていたエンジンはプレリュードのH22Aをスワップしたり、インテリアも他車種からのパーツを流用するなど、かなり本気な作り込み。足まわりは中学生のころにお年玉を貯めて購入したというポンプを使ってハイドロを装着するなど、まさに子供のころからの夢を実現させた1台だ。もちろんスポコンをイメージしたカラーリングやエンジンのディテーリングは、アメフェスならではのキャラクターともいえる。
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若干20歳のオーナーが乗る超ゴージャスH2
ハマー・H2
OWNER:匿名希望さん  制作ショップ:ラグジャス公式サイト
大阪のパーツブランド「ラグジャス」がデモカーとして製作したこのH2。オールホワイトにメッキというコーディネイトは、H2ながらも爽やかな印象を持たせる組み合わせ。LEDウインカーやマルチリフレクタータイプのテールランプなど、ディテールもしっかりとアップデート済み。もちろん、購入時からホイールを含めたコンプリートなフォルムを完成させていたというものの、まだまだこれからカスタムをしていく予定があるのだとか。ちなみにオーナーは若干20歳というからオドロキだ。
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SUVカスタムの最高峰は特注26インチホイールが目立つ
2003年キャデラック・エスカレード
ここ数年のドレスアップでキーワードとして上がっている“ラグジュアリー”。豪華とか贅沢なといった意味合いで、高級ホイール&ボディメイクがもてはやされているけど、やっぱり本物はコレ。キャデラックをベースに26インチのオーダーホイール、さらにフロント8ポット、リヤ4ポットのブレンボとくれば向かうところ敵なし。足まわりもエアサスではなくハイドロを搭載しているのは、ローライダーをルーツとしているアメリカンカスタムならお約束だ。これだけのカスタムを日本国内で仕上げたというのもスゴイこと。
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丁寧に仕上げられた
ワイルドスタイル
1929年 フォード・モデルA
グリーサーロッドやラットロッドと呼ばれるこのスタイル。ホットロッドの中でも若者が中心となるジャンルだ。またチョップトップにセクショニングといったアメリカンカスタムらしい大技もしっかりと施されながら、丁寧に仕上げられているのがポイントだ。
ローライダーならではの
スタイルをコンビでアピール
1963年 シボレー・インパラ
1964年 シボレー・インパラ
4輪独立ユニットとして組むことでそれぞれのシリンダーが自由に全長を変えられるため、タイヤ3本のみが接地するスリーホイラーなんて芸当も可能。ローライダーのアイデンティティともいえるハイドロユニットのメリットは、こんな曲芸的なディスプレイにも活かされているというわけ。ちなみに、左は1963年で右が1964年。
時代を感じさせない
ストレートボディの個性派
1967年 ビュイック・リビエラ
リビエラは当時のラグジュアリークーペとしてエポックメイキングなモデル。フルレストアされて美しく仕上げられたその近未来的なフォルムは、今見てもスタイリッシュかつ新鮮。じゃっかん落とした車高に、ホイールはバドニック・マグナムを17インチでチョイス。このセンスは時代に流されないかっこよさといったところ。
素材の良さを活かした
シンプルスタイル
1962年 リンカーン・コンチネンタル
今も高級車の代名詞といえるリンカーン。真横から見ると角張って見えるけど、曲線を取り入れたディテール部分など独特なデザインが特徴。そんなモデルをベースに、ホイールはサプリウムの14インチでLOWな雰囲気を演出。シンプルながらもベースの良さを引き出したライトカスタムだ。
オーディオ&セキュリティで
ビンテージを現代風にアレンジ
1972年 シボレー・モンテカルロ
ミディアムボディの手軽さから、ローライダーからホットロッドまで幅広い人気のモンテカルロをベースに、オーディオやセキュリティといった現代のアイテムを投入。セキュリティのプロショップ「オートセキュリティエナジー横浜」のデモカーとして製作された1台。
アメリカンなキャラが栄える
ローライダーのセダンピック
1976年 シボレー・エルカミーノ
タンジェリンをベースにした極上ペイントで包まれたエルカミーノは、各部にピンストライプが施されたクラシックなローライダー。まるで昔のルーチェを思い起こさせる縦2段のヘッドライトは親しみが持てるものの、セダンピックというキャラクターはアメリカならでは。各地のショーへエントリーして、高評価を得ている1台だ。
インテリア&エクステリアは
オールホワイトで爽やかな装い
1968年 コルベット
日本でも人気が高いアメリカンスポーツクーペのコルベット。このコルベットはオーナメント類をすべてはずしながら、オフホワイトでペイントしている。サイド出しマフラーに15インチのトルクトラストを組み合わせるマッスルなモデファイだ。対してインテリアもホワイトで張り替えつつ、メーター類も総入れ替えするなど、マッスルカーなのにやけに爽やかなイメージがグッド。
ゴージャスに楽しめる
ロー&ストレッチフォルム
リンカーン・タウンカー・リムジン
94年もしくは95年あたりのタウンカーをベースに作られたリムジンは、この巨体ながらハイドロを搭載。さすがにホッピングはムリとしても、車高調整用としてはかなり使えるはず。地面スレスレの低さで走る姿はかなりの迫力だ。プライベートでリムジンを所有するというのもうらやましいよね。
現役ドラッグマシンの
ディテールとサウンド
プロストックカー
会場の事情で走ることはできなかったものの、ステージ脇にはドラッグレースマシンが2台ディスプレイされていた。京都のジェイスポーツコーポレーションが所有するファニーカーとプロストックカーは、BERGドラッグレースなどでも活躍する現役マシン。会場ではエンジンをかけるなどデモンストレーションも行われていた。
関連リンク
スーパーアメリカンフェスティバル オフィシャルサイト
IKURAなブログ オフィシャルブログ
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