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マツダ CX-7 From JDM-OPTION [2007.04]
気になる新型車の実力チェック!
試乗レポート
マツダ
CX-7
MAZDA CX-7
SPECFICATIONS
エンジン:2.3 リッターDOHCターボ(175kW[238ps]/5000rpm)
駆動方式:4WD
トランスミッション:6速AT
全長×全幅×全高:4680mm×1870mm×1645mm
車両重量:1740kg
価格:332万円

マツダが目指す
スポーツカーとSUVが融合したカタチ
MAZDA公式サイト
ムービーレポート
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マツダが作るとSUVはここまでスポーティになる!?
 実は、マツダのスポーツカー比率ってすごい。日本国内での普通車ラインナップは9台しかないのに、そのうち2台もスポーツカー(もちろん、ロードスターとRX-8のこと)がある。そのうえ、アテンザやアクセラには「マツダスピード」というスペシャルバージョンも用意している。マツダスピードは、ベースモデルとはちがう特別なエンジンやトランスミッションを組み合わせているんだから、まるでBMWの「M」とかベンツの「AMG」のような存在。こうして考えてみるとマツダって、トヨタや日産はもちろん、ミニバンメーカー化しつつあるホンダよりもずっと走り好きのメーカーといえる。
 で、そんなマツダの最新モデルがCX-7というSUV。SUVといえば「背の高いクルマだろ?」って思うかもしれない。確かにその通りだけど、走り好きのマツダが作ったSUVなら、その辺のSUVとはちょっとちがって走りも期待できるんじゃないか?ってことで、早速チェックしてみよう。
 まずは見た目。SUVっていえば、ハマーやジープのゴツくて、四角くて、軽快感とは真逆を向いているクルマが多いけど、CX-7にそんな印象はない。まるでRX-8のように滑らかなデザインのヘッドライトに、ボンネットとは独立した造形で筋肉のような盛り上がったフロントフェンダー(これもRX-8譲り)、Aピラーの角度は「クーペかよ!?」と思うほど傾斜がきつい。ウエストラインを高め、側面ガラスの天地高を低くしているからルーフが実際よりも低く感じ、ボディの上半分はまさにスポーツワゴンである(真横から写した写真を、ボディ下半分を手で隠してみればよくわかる)。
 スポーティなのは見た目だけじゃなくて、実際にドライビングシートに座ってみても普通のSUVとはちょっとちがう。インパネのセンタークラスターからセンターコンソール、そしてアームレストがドライバーを取り囲み、SUVらしからぬデザインとなっている。なにより驚くのは足を前に投げ出すドライビングポジションで、シートとステアリング、それから自然に手が届くシフトレバーの位置がSUVというよりはセダン的。マツダは「スポーツカーのスマートさとSUVのゆとりを融合」っていっているけど、このスタイリングやパッケージングは、「SUVのプロポーションにあてはめたスポーツカー」といっていいんじゃないかな?
 グレードはベースグレードの「CX-7」とレザーシートやアドバンスドキーレスエントリーを装着した「CX-7クルージングパッケージ」の2タイプ。エンジンは全車同じ2.3Lターボで、いずれのグレードも駆動方式はFFと4WDが選べる。ベースグレードのFF車で306万円という価格は高いような気もするけれど、リヤとサイドにカメラを備えたHDDナビを標準装備していることを考えれば決して高くないよね。
RX-8にも似たデザインの、傾斜の強いノーズはSUVというよりスポーツカー的。エクステリアデザインは「スポーツカーとSUVの融合」をもっともわかりやすくアピールしている。 フロントフェンダーは、ボンネットフードから独立して立体的なデザインとなっている。チーフデザイナーによると、ダイナミック感やスピード感を表現しているそうだ。
大きく傾斜したAピラーに加え、リヤフェンダー付近で上に上がるベルトラインなどがスポーティな雰囲気を演出する。サイドウインドを薄くすることでルーフを低く見せ、車高が実際よりも低いように見せかける手法は、アウディA3的だ。 LEDを組み合わせたクリアタイプのテールランプは、最近のマツダの定番。円形をモチーフにしたデザインは、ユーロテイストでドレスアップ効果も抜群。
ドライバーを取り囲むインパネ形状も、パッセンジャーにスポーツカーらしさを感じさせるポイント。ダッシュボードを2段にしたインパネ上部も特徴的だ。夜間は、淡いブルーの照明で心地よい空間を演出する。 車体サイズが大きいから3列シートがあるように誤解されそうだが、シートは2列で乗車定員が5名。シート素材はフラットウーブン(ベースグレード)と本革(クルージングパッケージ)があるが、インテリアカラーはいずれもブラックだ。
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