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電車の状態を一斉表示 気分はまさにレーシングカー! defi DSSC
対応車種:23万円(予価) ・近日発売 価格;汎用
クルマの状況を把握するのに必要なのが、追加メーター。だけど、追加メーターってたくさん付けるとゴチャゴチャしちゃうよね。そこで登場するのが、ノーマルのメーターと完全に入れ替える形のオールインワンメーター。さまざまな情報を1台のメーターで表示できる優れものだね。デフィーのDSSCはそんなオールインワンメーターにデータロガー機能を盛り込んだ自信作だ!
 ロガー機能で走行状態も検証可能
有機ELディスプレイは
見やすさバツグン!
 デフィーのDSSCのキットには標準で、温度センサーがふたつ、圧力センサーがひとつ、圧力(ターボ)センサーが付属している。また、ほかのセンサーを別途購入することで、最大13の情報を表示することができる。
 取り付けに関しては、今までの追加メーターを付けるのとほぼおなじ。専用のハーネスを使うことで、車内に引き込むケーブルを1本化し、配線の処理もスムーズに行なうことができる。今までデフィーリンクメーターを使っていたひとは、センサーもそのまま使えるので、作業時間の大幅な短縮にもなるね。ウインカーや積算距離計機能もあるので、純正メーターを取りはずして入れ替えることも可能だ。
 メーターパネル内の、有機ELディスプレイにも注目してほしい。このディスプレイは、ななめからでも見やすく、携帯電話のように細かな文字の表示も可能。今までもオールインワンメーターはいくつかあったけど、ここまで、きれいなディスプレイをもったものは見たことないよね。
 操作も、専用のリモコンを使って、すばやくカンタンにデータを表示することが可能。サーキット走行中にグローブをしたままでも操作できるよう、ボタンの形状にまでこだわったということだ。
 さらに、DSSCは本格的なデータロガー機能を搭載。付属のコントロールユニットには、SDカードが挿入できるようになっていて、そこにデータを蓄積できるんだ。パソコンでデータの入ったSDカードを読み込むことで、いろいろなデータを表示させ、走りを検証することができるぞ。
     
こちらは、各データの表示画面。ディスプレイに何を表示させるかを任意に設定できるようになっていて、必要なデータを好きなところに表示させることが可能だ。 ピーク値を表示させると、タコメーターが赤く光り、中央のワーニングランプが点灯。ディスプレイには各項目のピーク値が表示されるぞ。
   
専用のコントロールユニットで、デフィーリンクメーターとはちがいユニット自体に操作ボタンはない。そしてデータロガー用の記録用SDカードが挿入できるようになっているぞ。 レーシンググローブを付けたままでも操作できるように設計された操作用リモコン。丸いボタンは中心部をへこまし、そのほかのボタンは、土台より盛り上げておくことで、いちいちリモコンのボタン位置を確認しなくても、各ボタンを操作することができるよ。
   
キットのなかには、P‐LAP2との接続アダプターも付属。P‐LAP2を接続すれば、ディスプレイ部に最高速やラップ数、ベストラップタイムなどを表示することができるぞ。 現在パソコン用ソフトを開発中のデータロガー画面を初公開。発売時には、グラフだけではなく多くの表示方法ができるようになるそうだ。こちらはキットには含まれずに、Gセンサーとロガーソフトのセットで約3万円で発売される予定だ。
  問い合わせ:デフィーお客様相談室 03-3835-3639 http://www.nippon-seiki.co.jp/defi/   ○ このページの先頭へ