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チューニングのレベルに合った

マフラー選びはホントに有効なのか? テスト車両は、エアクリーナー交換されたS15シルビア。サイレントパワーはメインパイプがチョット細いうえ、サイレンサーが大きいなど、スペック的に不利な感じが否めない。でもテスト車がライトチューンだけに健闘しそうな予感も!?ちなみに純正マフラーでの計測結果は225psとカタログスペックの250psを下まわった。S15ではちゃんと出ているほうが珍しいそうだよ。
Silent HiPower

Power HiPower409
ライトチューン向けの静音モデルが人気!
「マフラーはメインパイプが太いのがイチバン」って思っているひと、いるんじゃない? たしかに排気はできるだけスムーズに抜いてあげたほうが、パワーはでそうだもんね。でも、排気のとおり道はただ広ければいいほどカンタンなモンじゃないんだ。たとえばNA車にぶっといマフラーを付けると、下がスカスカになっちゃうなんてハナシを聞いたことない?これは吸気に対して、排気のバランスがとれていないから。そんなときはメインパイプの径を絞ることで、トルクアップするケースだってある。ようするにチューニングのレベルに合ったマフラー選びがカンジンってこと! で、そんな考えが盛り込まれているのが、HKSマフラーのなかでもイチ売れという『サイレントハイパワーマフラー』なんだ。このモデルではブーストアップ仕様までのライトチューンをターゲットに、パイピングやサイレンサーを適正化。メインパイプをチョット細めに、またサイレンサー内部にあえて絞りを入れることで、排気の流速をアップ! 低中速トルクを確保しつつ、パワーアップを実現しているとか。また、テールは砲弾型ながら楕円形とすることで、容量をシッカリ確保。サイレンサー内部でシッカリ消音してくれるから音量も控えめ。だから深夜の車庫入れやデートでも気を使わなくていいってのもうれしいぞ! でも、ゆくゆくはタービン交換に挑戦したいってひともいるはず。そんなキミにオススメなのが『ハイパワーマフラー409』だ。ひたすらパワーを狙ったこのモデルのメインパイプは太く、サイレンサーも小ぶりな設計。排気抵抗になるものは極力排除しているから、ブーストアップはもちろん、フルタービン仕様にだってバッチリ対応できちゃうぞ。さてさて、そんな両モデルをライトチューンのクルマに付けてみたとしたら、どっちのほうがパワーが出るんでしょうか?そんな疑問をキミに代わってテストするよ。
Silent Silent HiPower 価  格:3万240円〜 仕  様:オールステンレス 保安基準適合
音量ダウンと高性能を両立したブーストアップにピッタリモデル
迫力のリヤビューを実現する砲弾型サイレンサーながら、音量は静かめに仕上げた『サイレントハイパワーマフラー』。素材はSUS304ステンレスを使用し、美しさと耐久性を両立。また、サイレンサー内部に多少の絞りを入れることで、低〜中間トルクをアップしているのも特徴だ。消音材には耐久性に優れたAdvantexグラスウールを採用。長く付き合えるマフラーに仕上がっているぞ。
メインパイプはハイパワーマフラーより、ちょっぴり細めの75φ。これがサイレンサー内部では65φまで絞られる。また音量をおさえるため中間サイレンサーを配置。さらに今回テストしたタイプSでは、楕円形のサイレンサーを採用しているので、消音効果も抜群だ。ただ、こちらはサイレンサーが大きい分だけレイアウトがむずかしいのも事実。パイプの曲げが多少、きつくなっているぞ。 砲弾でもしっかり消音
どちらも同じく砲弾型だけど、サイズがちがう。サイレントハイパワー・タイプSでは、タイコを楕円形にして容量を稼いでいるんだ。これも静音の秘密のひとつ。ちなみにハイパワーマフラーと同じような真円形状シェルとした、タイプHも用意されている!
長持ちの秘密はこれ!
マフラーがうるさくなるのは、サイレンサー内のグラスウールが抜けたり凝固したりするから。これを解消すべく、HKSでは連続繊維のAdvantexグラスウールを採用。従来品より耐熱性が約100℃高いうえ、抜けにくいこの素材のおかげで、寿命を大幅にアップさせているのだ。
 
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高性能と衝撃プライスを両立した真のストリートマフラー!
パワーアップはもちろん、ロープライスにもこだわったモデルで、テールやサイレンサーには見映えのいいSUS304ステンレス、メインパイプにはリーズナブルなSUH409ステンレスを使用したってのがミソ。音量はちょいと大きめだけど、インナーサイレンサーを入れれば保安基準にも適合するよ。また消音材にAdvantexグラスウールを採用したことで、2年・3万kmの保証付きを実現してるよ!
車種ごとにシャシーを徹底研究して、できる限りパイピングの曲げを少なくしたという。また75φ⇒85φ⇒120φと段階的に太くしていくことで、排気をよりスムーズに抜いているのだ。ちなみにテールは排気効率を重視した砲弾型タイプ。その内部まで絞りがないフルストレート構造だから、排気抵抗も少なめと、とことんパワー重視の設計! 安さの秘密!?
外から見えにくいメインパイプなどに採用されたのは、ローコストなうえに強度が高いSUH409ステンレス。アルスターっぽく見えなくもないけど、これは腐食を防ぐための塗装によるもの。SUS304より硬いので、軽くできるのもマル!
保安基準にも適合
パワー狙いのマフラーだけに、エキゾーストノートも迫力もの。標準で付いてくるインナーサイレンサーを使えば車検も問題なくクリアできるよ。また砲弾型なので、地面とのクリアランスもたっぷりなのだ!
 
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対戦結果
パワーCHECK!!
その差はたったの2ps

静音型が大健闘!
音量CHECK!!
インナーサイレンサー付きと

変わらない静かさを実現!
静かめにふったマフラーとパワー追究型モデルの差はもはや誤差といっていい範囲。グラフ上はほとんど違いがでなかった。これはライトチューンに的を絞ったサイレントハイパワーマフラーの完成度が高い証拠!でも、この差はパワーがあがるほど、どんどん開く傾向になるんだとか。つまり、サイレントハイパワーでタービン交換車に対応するのはキビシイってことだよ。ハードにいじりたいならハイパワーマックス409を選ぶのがベストってことだね!
グラフを拡大する
ASMA基準をそのままクリアする静音マフラーと、インナーサイレンサーを入れてはじめて保安基準に適合するハイパワーモデル。かなりちがうんだろうな〜と思っていたら、意外や意外。アイドリング時の音量はほとんど変わらなかった。ただし、アクセルを踏み込むと聞こえてくるエキゾーストノートは明らかにちがうよ。サイレントはスポーティなサウンドだけど、決してうるさいと感じるほどではない。対するハイパワーはやる気にさせるサウンド。思わずアクセルを踏み込んでしまいたくなるモンね。ただ街乗りでアクセル全開にするのはチョット迷惑!?

ハイパワー409	 サイレントハイパワー 純正マフラー

インナーサイレンサーなし インナーサイレンサー付き インナーサイレンサーなし

アイドリング時 76dB 72dB 75dB 68dB

近接排気騒音 101dB 92dB	93dB 89dB
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  HKSマフラー プチカタログ  
リーガマックス
定番モデル!

価 格 : 4万1790円〜

仕 様 : ○フルステンレス ○保安基準適合
伝統のリーガルマフラーを現代風によみがえらせたベーシックモデル。排気性能や耐久性、デザインなど、そのすべてをうまくバランスさせた。テールはテーパー形状となっているぞ。JASMA認定品で、素材はSUS304だ。
ハイパワースペックR

タイプRB
チタンモデル!

価 格 : 16万5900円〜

仕 様 : ○オールチタン ○保安基準適合
HKSマフラーの頂点に位置するフルチタンモデルで、むだな連結は一切なしの1ピース構造!極限までストレート構造にこだわることで、その名に恥じない高性能ぶりを発揮する。それでいてJASMA基準もクリア!
ハイパワーマフラー EV-R
ハイテク系!

価 格 : 18万6900円

仕 様 : ○オールステンレス○保安基準適合
マフラー内部に仕組まれたシャッターバルブを電子的に開閉することで排気をコントロール。全閉時には静かに、全開時には600psものハイパワーに対応してくれる夢のマフラーだ。GT-R用のみをラインナップ。
 
問い合わせ:HKS 0544-29-1100 http://www.hks-power.co.jp/ ○ このページの先頭へ