【BIAS2016出展車両】TOP FUEL S2000RR | 2016/06/12 20:03 |
TOP FUEL S2000RR[AP1]
TOP FUEL http://www.topfuel.info
強烈ダウンフォースを武器にコーナーで劇的にタイムを削る
VTECターボ搭載の史上最強空力マシン
800psオーバーを発生させるVTEC改ターボエンジンと、大型エアロパーツによる空力を徹底追求したタイムアタック専用マシン「S2000RR」。その進化は留まるところを知らず、2014年2月の岡山国際サーキットを皮切りに、鈴鹿サーキット、富士スピードウェイ、オートポリスと、日本各地の国際格式サーキットでチューニングカーコースレコードを塗り替え続けている。
当然ながら『タイムアタックの聖地』と呼ばれる筑波サーキットでの記録更新も期待される中、2016年のアタックではトラブルを抱えながらも51秒762という好タイムを記録した。
2.35ℓ仕様のF20CにGTX3582Rを装着。サイド出しチタンマフラーは重量削減と、ミッションへの熱害軽減が目的。足まわりは295幅のSタイヤ登場によるハイグリップ化やハイダウンフォース化に対応するべく、ハイレート化と超ショートストローク化がエスカレート。ブレーキシステムは前後ともエンドレス製。助手席位置に搭載したNOSシステムは、ピークパワーよりも中間域での底上げを重視。ミッションも純正ではパワーに耐えられないため、ホリンジャーの6速シーケンシャルを搭載する。
ボルテックスと共同開発を進めている専用空力デバイスは常に進化。特にアンダーフロアのフルフラット化による貢献度は計り知れない。車体全体に大きなダウンフォースを与えることで常に高い安定性が保たれ、ハイレート化が進んだ足回りとの組み合わせによって、姿勢変化を最小限に抑えているのだ。