SUZUKA 10 HOURS で復活!! 昇り龍の逆襲なるか!? 2018/08/23 18:00

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夏休みで大勢が訪れたスーパーGT第5戦『FUJI GT 500mile RACE』。その決勝日、グリッドにつくライバルマシンたちの姿をピットから見つめるチームがあった。
今年からGT300クラスに参戦している『Modulo Drago CORSE』のNSX GT3は、前日のフリー走行中にブレーキトラブルを起こした他車両に衝突され、リタイアを余儀なくされたのだ。

富士スピードウェイはハイパワーターボ車のNSX GT3にとって有利なコースと言われており、セットアップ変更をおこなって臨んだフリー走行でも好感触を掴んでいただけに、ドライバー兼チーム代表を務める道上龍選手や大津弘樹選手、チームスタッフの落胆は相当なものだった。
また、当日のレースはもちろんのこと、3週後に控えた『SUZUKA 10 HOURS』への参戦も不可能では?という状況も伝えられていた。

しかし、さまざまな問題をクリアして新車の投入が決定!!
全バラからの各部チェック、仕様変更、外装お色直しなどを終えて、今週末8/24-26に開催される『SUZUKA 10 HOURS』への参戦準備が整ったというニュースが届いた。
ぜひ富士での無念を鈴鹿で晴らしてほしいところだ。

国内14台に対して海外から21台が参戦して開催される『SUZUKA 10 HOURS』。そんなバックストーリーも知っておくと、レース観戦の醍醐味がひとつ増えるのではないだろうか?

SUZUKA 10 HOURS http://www.suzukacircuit.jp/10h/index.html

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ホームストレートから1コーナーへの進入時、トラブルを起こしたマシンに200km/hオーバーで追突された『#34 Modulo KENWOOD NSX GT3』。リヤのクラッシャブルゾーンが引きちぎられ、フレームにまでダメージを負ってしまったため、修理不可能の判断が下された。
「修理できるのなら徹夜してでもぜったいグリッドに並べるけれど、何もできないのがクヤシイ」と肩を落としたメカニックたちの言葉が印象的だった。

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「自分がいなかったら相手車両はもっと深刻な事故になっていたはず」とメディカルセンターから戻り記者会見でコメントする道上選手。この後、チーム代表として関係各所を奔走し、新車の投入を実現させた。
損傷したパーツは再利用可能なもの、そうでないものがありそう。使えないパーツは短冊切りにしてキーホルダーなどにして販売してもらえたら、喜ぶファンも少なくないのではないだろうか。