【BIAS2017出展車両】YELLOW BULLET 2 | 2017/06/07 14:42 |
SRエンジン&足まわりをシルビアから移植
ドリフトもできちゃうFRジムニー
2015年の東京オートサロンで、ラダーフレームにSR20エンジンが搭載されたアンビリーバブルな状態で展示されていたこのマシン。オイルラインや水ラインの制作に必要不可欠なフィッティングやホースをはじめ、燃料タンクや追加メーターなど、マニアックなチューニングパーツを取りそろえるキノクニが製作したデモカーだ。
ボディとフレームを切り離すことができるラダーフレーム構造のJB23型ジムニーをベースに、フレームをパイプで製作、SR20エンジンを換装し、足まわりもワンオフで構築するなど、奇想天外なマシンメイクが施されている。
ちなみに、なぜこのマシンが製作されたのか? というと、普通のクルマに装着すると見えなくなってしまうホース類などのキノクニ製品をわかりやすくアピールするため。
ワンタッチのカプラーやジョイントを活用することで、展示の際にはボディとフレームを切り離してパーツを見せ、組み立てれば実際に走らせることもできちゃうという究極のディスプレイ用デモカーをコンセプトに製作されているというわけ。
タイムアタックの聖地・筑波サーキットではラ時有るタイヤで1分6秒台のラップタイムを刻み、シルビア用の加工ナックルなど足まわりパーツを使用することでドリフトもバッチリ!! 高い戦闘力も備えた1台となっているのだ。
車重は800kg以下で、ホイールベースはJB23より約50mm短い。もともとパイプ製フェンダーなどでスパルタンなふんいきだったエクステリアは、今年の東京オートサロン出展にあわせてタイムアタックを意識したスタイルにイメチェンした。リヤハッチのなかにはラジエターや燃料タンクなどが搭載されている。
400psを発生するタービン交換仕様のSR20DETエンジンを搭載。S15純正6速ミッション、ローター&キャリパーはER34用などを流用している。インテリアは純正ダッシュボードを残しつつ、各種追加メーターをインストール。フロアトンネルはパネルでワンオフ製作し、エンジンスタートスイッチやブレーキバランサー、油圧サイドブレーキなどを装着する。
Base: SUZUKI JIMNY(JB23)
SR20DETパワー:390ps トルク:42kgm
BorgWarner6758タービン、東名パワードピストン・ヘッドガスケット、NAPREC:ビックバルブ、バルブスプリング etc
■Exterior
AUTO CROSSバンパー改(FR)、テールランプ etc
■Interior
AutoMeterタコ&ゲージ、SilkRoadバケットシート、RUNMAXオリジナルパーツetc
■Footwork
FortuneAutoスペシャルサスペンション、ボルクレーシング TE37V(FR:10.5J-17+14) 、ZESTINO Gredge07R(FR:235/40R17)
■Other
ワンオフパイプフレームボディ