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2006 D1ストリートリーガル・リザルト
D1 STREET LEGAL 第7戦 in DECセキアヒルズ
●D1 STREET LEGAL 第6戦 in エビスサーキット
●D1 STREET LEGAL 第5戦 in オートポリス
●D1 STREET LEGAL 第4戦 in 富士スピードウェイ
●D1 STREET LEGAL 第3戦 in スポーツランドSUGO
●D1 STREET LEGAL 第2戦 in エビスサーキット
●D1 STREET LEGAL 第1戦 in DECセキアヒルズ
D1 STREET LEGAL 第7戦 in DECセキアヒルズ [2006年11月11日〜12日]
出浦とのS14決戦を制して
日比野が初優勝!!
「自分はミスらなければ速いはずだと思ってました」
タイトル争いをする末永、萩迫、岡チャンに注目が集まるなか、じつは絶好調だったのが日比野だった。単走1回戦では最速の進入速度で2位通過。追走に入ってもミスらしいミスはせずに勝ち上がり、準決勝では、すでにチャンピオンが決定していた萩迫にも勝利。決勝に進出した。決勝の対戦相手は、おなじくS14に乗る出浦。飛び込みから2コーナーは日比野、奥のタイトコーナーは出浦という一進一退の展開で再々戦にまでもつれこんだが、最後は日比野の寄せが上まわった。
ベスト8[日比野 vs 猪瀬] 準決勝[日比野 vs 萩迫]
ベスト8では1000psのアリストを駆る猪瀬と対戦。とはいえ猪瀬のマシンはパワー特性上ホイールスピンが多く、けっして速くはない。スピードに勝る日比野は、後追いからはビタビタに詰め、先行では差を広げて勝利した。 準決勝では萩迫と対戦。後追いの1本目は萩迫とほぼ同時に振り出してビタビタに寄せ、大きなアドバンテージを得る。2本目は萩迫をインに入れさせず、追いかけスタイルになった萩迫に小さい戻りがあって、日比野の勝ちが決まった。
末永、捨て身の出浦に敗れる 萩迫、植尾のトラブルに助けられる
ベスト8で対戦した末永vs出浦。ランキング首位だった末永に対し、出浦は捨て身とも思える脅威のビタビタ走行を見せる。末永も好走を見せるが、出浦の寄せには及ばず敗退。これによってランキング2位の萩迫の勝敗とベスト8での順位の確定に、チャンピオン争いの行方がゆだねられることになった。 ランキング2位の萩迫はベスト8で植尾と対戦。1本目は後追いの植尾がビタビタに寄せて大きくアドバンテージを獲得した。しかし、2本目の走行中に植尾のエンジンがブロー。そのままスピンして萩迫の勝利となった。このあとベスト8の対戦がすべて終わって、末永の順位が確定し、萩迫のチャンピオンが決まった。
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D1 STREET LEGAL 第6戦 in エビスサーキット [2006年8月26日〜27日]
帝王古口圧勝
みんな感涙の初優勝!
「みんなの応援があったからがんばれました。ありがとうございました!」
帝王・古口が復活。ベスト16に進出すると、末永(直)、日比野、萩迫を破って決勝まで勝ち上がった。決勝の相手は名手・植尾。その1本目、植尾はビタビタ走行で古口のインに入るが、詰まりすぎてスピン。2本目は古口も見事な攻めのドリフトを見せて初優勝を決めた。古口本人をはじめ、選手たちも、最高顧問Daiまでも涙を流す表彰式になった。また、チャンピオン争いは、末永、萩迫、岡村の3人が6pts差以内で最終戦を迎える。
準決勝はランキング3位の萩迫と対戦。1本目後追いの萩迫は、古口の速さにあわてたのか、直線で姿勢が戻ってしまう。古口アドバンテージ。そして2本目には古口が後追いからビタビタ走行を決めて勝利した。 ベスト8では、単走100点男・日比野と当たった。勝負は再戦に持ち込まれたが、その1本目に先行の日比野のドリフトが戻ってしまう。古口は先行時にも最終コーナーの角度で日比野を上まわり、勝ちを決めた。
首位争い直接対決は末永に軍配 好調の斉藤太吾は近づきすぎて自滅
ランキング1位と2位の、岡村と末永(正)がベスト8で対決した。岡村先行の1本目は五分の展開。しかし岡村は2本目に最終コーナーを出たときにドリフト姿勢を作るのが遅れて減点。末永(正)の勝利となった。 最近好調のツアラー乗り・斉藤太吾は、ベスト16でFD3Sに乗る鎌田と対戦。1本目はアドバンテージをとるが、後追いとなった2本目に1コーナーで近づきすぎてドリフトが戻り、鎌田にTボーンクラッシュして敗退した。
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D1 STREET LEGAL 第5戦 in オートポリス [2006年7月29日〜30日]
再戦3回→両者クラッシュ
ヤシオ岡チャンと萩迫が異例のW優勝!
「今回は優勝宣言して来てるからね」(岡村)
決勝は、ヤシオファクトリーの岡村と、鹿児島の萩迫の対戦。両者ブチ切れた進入速度とキレイな追走を見せて、なかなか決着がつかず、3回目の再戦に突入した。その1本目、飛び込みで先行の萩迫がスピン。そこで後追いの岡村もたまらずスピン。両者正面の壁にクラッシュし、岡村が走行不能になった。1本目は10:0で岡村有利。2本目は岡村リタイヤのため10:0萩迫有利との判定で、同点のため、異例の両者優勝ということになった。
萩迫は準決勝で日比野と対戦。シルビアに乗り慣れてきた日比野は、この日好調だったが、後追いとなった2本目にトラブルでエンジンが吹けなくなり、萩迫に大きく後れをとってしまう。それによって萩迫の勝利が決まった。 岡村は準決勝でGPスポーツの駒形と対戦。1本目は後追いの岡村がビタビタに行きながらミスもあって五分。2本目は後追いの駒形がものすごい飛び込みを見せたが、そのあとでドリフトが戻ってしまい、岡村が勝利した。
ガチンコ勝負でGPスポーツ駒形が末永(正)に勝利 斉藤、大人の走りでハチロクを下す
GPスポーツの代表・駒形は、ベスト8で末永(正)と対戦。後追いではピッタリついていって五分に持ち込む。2本目は後追いの末永が詰まりすぎて接触。駒形は耐えたが、末永がスピン。駒形の勝利が決まった。 今季、リーガルとGPの両方で追走の常連となってきた斉藤太吾。パワーが大きくちがうハチロクに対し、あえて間隔を開けて加速することで自分のドリフトに徹して、比屋根に勝利。経験を積んで確実な成長を見せている。
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D1 STREEET LEGAL Rd.4 IN FUJI SPEEDWAY [2006年5月13日〜14日]
マエケンや植尾にも勝って
追走初進出の福山博行が優勝!
「とりあえず全開で走りきっただけで、無我夢中でした」
追走初進出ながら、前田、植尾といったD1で優勝経験のあるドライバーを破って決勝に進出した福山は、安定した走りで決勝に勝ち上がってきた藤野と対戦。先行で走った1本目に、ヘアピン進入の振りっ返しで後追いの藤野のドリフトが戻り、アドバンテージを得る。福山は、後追いとなった2本目には、無理に差をつめずにキレイなドリフトでついていき、初優勝を決めた。
福山のベスト8の対戦相手は前田謙。先行時にはインを差されてしまったが、前田にもミスがあって五分。2本目には、先行の前田がスピンをしたことで、ベスト4に進出した。 準決勝では植尾と対戦。1本目はミスもあってアドバンテージを植尾に取られるが、2本目の後追いでは、植尾の真横に入る力走を見せる。さらに植尾がアンダーを出して、福山の勝利が決まった。
注目の若手対決は連続スピンをした斉藤に松井が勝利   高速スピンする駒形を植尾がギリギリでかわす
ベスト8では、最近勢いがある若手ふたり、松井有紀夫と斉藤太吾が対戦。最初の2本は両者が1回ずつスピンをして再戦に突入。その1本目に斉藤がまたスピン。2本目は松井が無難に走って、勝利を決めた。   ベスト8、駒形vs植尾の対戦は、駒形が2本ともスピン。特に2本目はクラッシュ必至と思われたが、高速スピンする駒形を植尾が自らもスピンしながらかわし、ぎりぎりセーフ!
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D1 STREET LEGAL Rd.3 IN SUGO  [2006年4月29日〜30日]
圧倒の進入スピードを見せた猪瀬が 2度目の決勝進出でついに優勝!
「ちょっとあぶなっかしかったんですけど、なんとか勝てました」
猪瀬はハイパワーを生かして圧倒的な進入スピードを見せ、単走から高得点を獲得。追走に入ると、対戦相手とのあまりのスピード差に細かいミスをする場面はあったものの、飛び込みの派手さで勝り、決勝に勝ち残った。決勝の相手は、この日安定した走りを続けていた出浦。決勝は両者いいところを見せてサドンデスに突入。サドンデスでも猪瀬は細かいミスをしたものの、出浦はさらに大きなアンダーステアを出し、猪瀬の優勝が決まった。
萩迫と対戦した準々決勝では、 1 本目の先行時に萩迫に差を詰められるが、 3 コーナーで萩迫のドリフトが戻ったことで救われ、後追いとなった 2 本目の走行も大きなミスなく走りきって萩迫に勝利した。 準決勝の相手は、ヤシオファクトリー岡チャン。猪瀬は、後追いの進入時にミスをしたものの、それ以外の場面では、スピードや角度で岡チャンを上まわり、決勝進出を決めた。
この日いちばんの接近戦を見せた松井   4ドアとは思えない飛び込みを見せた斉藤
ベスト8の松井vs本間の対戦。松井は後追いで1コーナーの進入から腹にビタビタに入って本間を圧倒。先行でもノーミス走行を見せた。特に後追いは、このラウンドいちばんの接近戦だった。   車重のある4ドア車でありながら、高い進入速度を見せた斉藤太吾は、角度とスピードを両立させて、シルビアの神谷に勝利。ベスト8に進出した。4ドア車でありながら、コーナーに入ってからも速かった。
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D1 STREET LEGAL Rd.2 IN EBISU CIRCUIT  [2006年4月15日〜16日]
円熟のスピードとうまさで鹿児島から大遠征してきたFD3Sを駆る末永正雄が2連勝!!
「前から自家用車でエビスを走りたいと思ってたんで、のびのび走れました」
鹿児島から遠征してきた末永は、兄が勤めるエビスサーキットで、ノリノリ走行を連発。高いスピードとスムーズなマシンコントロールで決勝まで勝ち上がった。決勝の対戦相手はターボ+NOS仕様で600psのS15シルビアに乗る猪瀬。その加速力で相手を倒してきた。しかし、その猪瀬のシルビアはスロットルに不調を抱えていて、決勝ではエンジンがフケず、末永にスピードで完敗。末永がストリートリーガル開幕2連勝を飾った。
ベスト16の対戦相手は、第1戦の決勝と同じ比屋根。ここでは比屋根が「練習不足です」ということでアンダーステアを出して敗退。末永は後追いからも見事な追走を見せた。 準々決勝では日比野と対戦。1本目は末永がコーナリングスピードで上まわって、日比野が追いつけず。2本目は、日比野が得意の大ジャンプを見せたが、そのあとでドリフトが戻って末永の勝ちとなった。
チューナー対決は岡ちゃんに軍配が上がる のむけん、詰まってしまってアンダー
ヤシオファクトリー岡ちゃんとベスト16で当たったのは、GPスポーツの駒形。駒形は、岡ちゃんのインに入るも、詰まってしまってドリフトが戻り、敗退。岡ちゃんがD1ドライバーの貫禄を見せつけた。 単走では100点3連発を見せたのむけんだったが、準々決勝では、三上のインに入って距離が詰まりすぎ、ちょっと引こうと思ったところでアンダー。好調ではあったが、またしてもベスト8で敗退してしまった。
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D1 STREET LEGAL Round 1 IN DEC SEKIAHILLS CIRCUIT  [2006年2月4日〜5日]
D1トップ選手大苦戦の中 手堅く勝ちに行った末永(正)が優勝!
「ストリートリーガルを盛り上げつつ、
やるからには勝ちたいと思って戦いました」
ほかのD1トップ選手が全滅したことで、プレッシャーがかかった末永は、ノーミスの手堅い走行を繰り返して決勝に進出した。対戦相手は、沖縄のハチロク乗り比屋根。しかし、比屋根のマシンはエキマニが割れるなどのトラブルを抱えていて、本来のパフォーマンスが発揮できない。比屋根もミスはなかったが、末永は、後追いでは遅いハチロクの後ろでもスムーズなドリフトを決め、先行では完全に比屋根を置き去りにして、優勝を決めた。
末永の地元の後輩である萩迫は、400psのパワーとドグミッションの加速力を生かして、直線加速では末永を上まわった。再戦を3回やっても決着がつかず、そこまでの走行の内容から、末永に軍配が上がった。 準決勝の相手は、昨年オートポリスのD1で4位に入った松川真二の弟、和也。松川はスピードも角度もあってノリノリだったが、調子に乗りすぎてリヤタイヤをダートに落とし、姿勢を乱してコースアウトした。
地元の村上 好調だったが痛恨のシフトミス のむけん、平島を押してしまい敗退
予選最高得点だったS14の村上は追走でも好調。準決勝でも、スピードと角度を両立させて1コーナーを抜けたが、3コーナー手前でシフトミスをして敗退した。比屋根は相手のミスにも助けられて決勝に進出した。 ものすごい食い込みを見せながら、相手を押して、スピンさせてしまったのむけん。「がんばりすぎた。そのまま外にはらむ(相手が)かな、と思ったらキュッと入ってきて、止めきれんかった」。
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