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レクサス GS460 version L From JDM-OPTION [2008.3]
気になる新型車の実力チェック!
試乗レポート
レクサス
GS460 version L
LEXUS GS460 version L
SPECFICATIONS
エンジン:V8 4.6リッターDOHC
(255kW[347ps]/6400rpm)
(460N・m[46.9kg・m]/4100rpm)
駆動方式:FR
トランスミッション:8AT
全長×全幅×全高:4850mm×1820mm×1425mm
車両重量:1740kg
価格:761.0万円

最新のパワートレインを手に入れ
性能が車名に追いついた!
LEXUS公式サイト
ムービーレポート
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走りの実力とフィーリングはアップでも‥‥
 はっきりいってボクは、マイナーチェンジ前のGS430は中途半端な存在だと思っていた。マイナーチェンジ前のGSには、6気筒エンジンを積んだ「GS350」と8気筒エンジン搭載で上級仕様の「GS430」があって、エンジンの気筒数や値段ではGS430が上だったけれど、ボクはGS430に存在価値を見出せなかったからだ。
 だって、GS350に積んでいる2GR-FSEエンジンがレクサス用に気合を入れて開発した最新ユニットだったのに対し、GS430のV8エンジンは30セルシオから受け継いだ設計の古いユニット。つまりGS350対GS430は「繊細さが気持ちいい気合入りまくりの最新エンジン」対「ちょっとザラザラするセルシオの使い古し(といっても水準はかなり高いのだが)」で、どう考えてもGS430に勝ち目はなかった。レスポンスだけでなく音も官能的で高回転が気持ちいいGS350に対して、GS430はトルクの厚さだけで走らせるハイヤーのような味付けだった。
 もちろん、GS350の勝っている部分がフィーリングだけだったなら問題はないけど、パワーまで負けていたんだから(GS350が315psなのに対してGS430は280psだった)ぶっちゃけ「買う価値なし」とみていたわけよ。
 だってそうでしょ? 値段が高いだけで、速いわけでも気持ちいいわけでもないんだから。ここはアメリカじゃないんだから、「V8だからエライ」なんていう文化もないしね。
 しかし、そんな状態をレクサスが放っておくわけがない。そこで今回のマイナーチェンジだ。メインメニューは、ついに最新の「1UR-FSE」に変更したV8ユニット。そして、6速から8速へと一気に2段も増やしたATにも注目だ。はやい話が「LS460」のパワートレインを移植したGSが誕生ってわけだ。
 パワートレインが変わってなにがよくなったか?
答えはカンタン。フィーリングが気持ちよくなった。そして、全域にわたってトルクが太くなり力強さが増した。結論からいえば、商品としても魅力はGS430とは比較にならないくらいアップしている。マイチェン前は「430という数字に走りが負けている」と思っていたけど、やっと「460」という数字に性能が追いついてきた。
 とはいえ、やはりノーズの重いV8はコーナリングには不利で、ワインディングを気持ちよく走るならGS350のほうが一枚上手。ステアフィールも、ワインディングのしなやかさもGS350のほうが好印象だ。というわけで、走りを楽しみたいのなら、やはりGS350がオススメ。超個人的には、かつてのアリストのようにターボで武装し「最速オヤジセダン」を狙えば、もっと人気はアップすると思うんだけどな‥‥。
チューニングのちがいにより、LS460よりパワーが38ps少ないとはいえ、347psのハイパワーと46.9kgmのトルクは、車格的にもじゅうぶん。8速ATは、ダイレクト感を売りにするデュアルクラッチとは正反対でスムーズさが命。いつ変速したのかわからないほどスムーズだ。 エクステリアは、フロントとリヤをリファイン。エッジが研ぎ澄まされて、目つきがキリリと鋭くなった。バンパーも、マイナーチェンジ前よりエッジが強調されている。サスペンション関連では、GS460にオプション設定しているアクティブスタビライザーの制御を一新した。
リヤスタイルは、バンパーの形状を変更。こちらもフロント同様に、エッジの効いたデザインになった。インテリアは、最高級レザーの「セミアニリン」を使った本革シート&トリムを使用した仕様(撮影車両のversion Lやversion I)を新設定している。 サイドターンランプ付きのドアミラーを新採用。ただランプをはめ込むのではなく、メタルのアクセントを添えて高級感を盛り込んでいるあたりはニクイ演出だ。
比較しないとちがいがわからない程度だが、ホイールのデザインも変更している。17インチタイヤを履くGS350に対し、GS460は18インチを標準装着。ランフラットタイヤもメーカーオプションで用意しているが、段差を乗り越える際などは「硬さ」を感じることがある。 インパネのデザインに大きな変更はないが、金属調のシートオーナメント、ダブルステッチ縫製のシート、アローヘッドを強調したシフトゲートなどを採用している。内装色は、ブラックのほかにアイボリーやグレーも選択可能。個人的にはアイボリーがオススメ。
試乗レポーター工藤ちゃんの総括
やっと車名にみあう動力性能を身に付けたのはうれしいね。でも、走りを楽しむのなら断然350がオススメだ。GS460はGS350より150万円以上高いけど、残念ながらそこまでの差額を払う価値はないと思う。GS460の仕上がりが、かなり高い領域にあるのは認めるけどね。
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