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BLACK ILLUSION SF-X15 SILVIA S15 From OPTION2[2006.03]
西日本の風雲児が
シルビアチューンで
日本一を目指す!!
BLACK ILLUSION SF-X15 SILVIA S15
ドラ イバーを魅了するFRは楽しみながら速くするのが大正解
 シーケンシャルといえば、関西で今もっとも元気のいいショップのひとつ。実際には、多くの車種や仕様のマシンメイクを行なっているんだけれど、このショップがカンバンに掲げてきた車両がシルビアなのでシルビア専門店と感じているひとも少なくないんじゃないかな。
 シーケンシャルがシルビアチューンを積極的に進めてきた理由は、まずはFR車というレイアウトが、ドライバーを楽しませてくれるという要素を多く持っているということ。さらに、多くのショップが取り組み、そして多くのユーザーが楽しむクルマということで、技術面で勝負を挑むにも最高の素材であったということもある。
 というわけで、ショップの開店当初からシルビアをデモカーとし、徹底的に走り込み、そのポテンシャルを理解することに専念してきた。
 そのシルビアを通して得たノウハウをぞんぶんに盛り込み、日本中のシルビアの頂点に立つことを目的に製作されたのがこの、2代目のシルビアというわけだ。
 実際にはお客さんの作業のあいまを見ながらの製作だっため、製作には約2年と長い時間をかけてしまったんだけれど、そのぶんマシンメイクは充実。エンジン、シャーシ、サスペンションともに、パーツセレクトから作り込みまで一切妥協なし。また、この期間に挑戦してきたレース(スーパー耐久)の経験からのフィードバックも少なくない。
 その結果、岡山国際サーキットでのデビューでは、まだセッティングが煮詰まらない状態で1分36秒台を記録しているというから、その速さも相当なもの。
 今後は、各部を煮詰めながら、関西圏はもちろん、国内の主要なサーキットへの遠征にも挑戦していき、各サーキットのレコードタイムへの挑戦をしていきたいそうだ。
 また、デモカーでの活動とは別に今年は自社メンテナンスでのスーパーGT参戦なども予定しており、元気いっぱい話題を提供してくれそうな、シーケンシャルの動向に注目していこう。
ENGINE
戸田レーシングのパーツを中心に、2.2L化されたエンジンには、HKSのGT3037Sが組み込まれ約600psを発生する。IN/EXともに272度のハイカムを使い最高回転数は8500rpmに達する。去年までのデモカー(シルビア)で熟成された仕様で、耐久性も高く、サーキットスペックとしては完璧なスペック。
FOOT WORK
エンドレスの製品をベースにオリジナルの減衰調整などがなされたサスペンション。ブレーキは前後6ポット+324φローターでエンジンパワーに負けない制動力を発生させる。その他ブレーキの冷却や、アーム類のピロ化、スタビの強化など、日本一を目指し、考えられる要素はやりつくしたフットワーク。
BODY KIT
GTマシンをイメージしながらも、ストリートチューン向けに成形されたボディキット。空力はもちろん、ワイドトレッド化やフェンダー内のエアの排出を考え設計されている。フロントバンパーに関しては、このイメージを踏襲しつつ、ノーマルボディに合わせたタイプをリリースする予定だ。
INTERIOR
バッテリーをセンターに配置し、スタックのメーターなど、必要最低限の装備で仕上げられたインテリア。ロールケージがボディに溶接されているのはもちろん、シャーシもフルスポット増しし、ハイスピードサーキットでもじゅうぶんな剛性に仕上げている。車重は約1100kgということだ。
今までのノウハウをつめ込んだ自慢のデモカーです!!
「時間をかけてじっくりと仕上げてきた、2代目のS15シルビアのデモカーです。まだシェイクダウンしたばかりの2代目シルビアですが、積極的に挑戦や遠征にも挑んで関西一ってだけで満足せず、日本一のマシンに熟成させたいとガンバッています。その他にも、今年はスーパーGTへの参戦などにも挑戦し、シーケンシャルをさらに大きく羽ばたかせる年。意欲的な展開でチューニング業界の活性化に役立てればとガンバッていきますよ!!」

メカニック・福田さん フロント・室田さん
取材協力:シーケンシャル 072-637-1000 http://www.sequential.co.jp/ ○ このページの先頭へ